暑い季節に美容院へ行くと、汗だくになって困りますよね?カットした髪が絡みつくし、時間のかかるパーマなんて冬しかできない。そんなあなたに汗だくにならない対策を教えます。これでもう美容院での汗に困らないし、恥ずかしい思いもせずにすみます。
暑い季節に美容院へ行くと、汗をかいてしまって恥ずかしい。こんな経験はあなたにもあると思います。
特に夏などはただでさえ気温が高いため、ドライヤーのブローで汗だく、シャンプーのお湯の熱さで汗だく、パーマで長時間座っていて汗だく、などなど暑さが原因で汗をかいてしまうことが多いですよね。
たしかにこうした暑さによって汗をかくのは本当です。人間の体は暑いと感じると、汗腺に汗を出すよう指令を送るからです。
しかし、汗は暑さだけでかくわけではありません。
美容院で汗をかくには、美容院独特の理由があったのです。
人間の体が暑いと感じたときに汗をかくことを「温熱性発汗」といいます。
お風呂やサウナに入ったり、あるいは運動をすると汗をかきますが、これらが温熱性発汗の代表例。
ただ、人間の発汗にはもうひとつあって、それが「精神性発汗」と呼ばれるもの。
精神性発汗とは、緊張やストレス、不安や恐怖を感じたときにかく汗で、脇の下や手のひら、足の裏や顔など、特定の部分に大量の汗をかきます。
よく緊張している状態を「手に汗握る」なんて言いますが、これこそまさに手のひらの精神性発汗を表したものなんです。
この精神性発汗が起こる状況を美容院で考えてみると、
どうでしょうか?このように緊張してしまう条件がそろっているのが美容院なんですね。特に男性の美容師さんだったりすると、よけいに気を使うし緊張してしまいませんか?
こうした緊張から精神性発汗が起こり、なおかつ温熱性発汗も同時に起こるから、美容院では汗をかきやすいのです。
緊張すると汗をかくのですから、精神性発汗を抑えたいなら緊張しなければいいのです。
・・・とはいっても、そんなに簡単なことではありませんよね。緊張は自分でコントロールするのが難しいですし、緊張するなと思えば思うほどドキドキして、汗もどんどん出てしまいますから。
ただ、トップページの【これで安心!美容院へ行っても汗だくにならない対策を3つご紹介】で書いたように、「自分は汗かきです」とあらかじめ美容師さんに伝えることは、精神性発汗を多少は抑える対策になります。
はじめから告白してしまうことで、気持ちがとても楽になるからですね。
また、ワキの下のいわゆる脇汗については制汗剤で十分コントロールできます。脇汗はニオイが気になる部分ですから、ここを抑えるということは気持ちの余裕にもつながりますね。
まずはできる範囲の対策をひとつひとつ行っていけば、精神性発汗はある程度回避できます。